技術・ソリューション世界最細の注射針

毎日の注射の痛みの軽減を目指して。
従来の針形状を一新したテルモの
極細ペン型注入器用ディスポーザブル注射針。

テルモは、糖尿病のある子どもたちが向き合う、毎日の注射の苦痛を軽減したいと考えています。注射は大人であっても不快なもの。針が痛点に触れるリスクを最小限に抑えるためには、注射針はより細くなければなりません。テルモの極細ペンニードルは、通常、針の直径が小さくなると増加するインスリン注入抵抗力を低減するために、スリムなダブルテーパー形状になっています。テルモは高度な技術により、世界トップクラスの極細ペン型注射針を実現しました。

スリムなダブルテーパー構造外径も、内径も。先端に向かうほど細くなって、針にかかる力を分散。

刺痛や出血時の痛みを軽減し、針径が小さくなると増大するインスリン注入抵抗力を抑えるため、スリムなダブルテーパー針形状となっています。

POINT01
外径・内径のダブルテーパー構造

外径・内径ともに先端に向かって細くなるダブルテーパー構造を採用。34Gの細さでも、従来の32Gのペンニードルよりも流路抵抗が低くなります。

従来の針 / 外径・内径ストレート / ダブルテーパー針 / 外径テーパー・内径テーパー

POINT02
充分な強度を確保したまま、根元まで細い針

刺痛や出血時の痛みを軽減し、インスリン注入抵抗力を大幅に抑えるため、スリムなダブルテーパー形状となっています。通常、針の直径が小さくなるにつれて注入抵抗は増加します。

ミクロン、サブミクロンの精度に応える
テルモの高度な技術で実現したダブルテーパー構造。

テルモは、針と痛点との接触を最小限に抑え、
糖尿病のある方に負担の少ない
糖尿病の自己治療環境を目指しています。

アシンメトリーエッジ

テルモの技術者がさまざまな刃面を試した結果、このアシンメトリーエッジにたどり着きました。
この形状は製造時にもっとも厳しい精度が要求されるため、精度を確保しながら量産することが困難です。テルモでは、高度な生産技術と徹底した品質管理により、高品質で高精度な針を大量生産することに成功しています。

POINT01
刺すのではなく、切る

皮膚に穿刺するのではなく、刀のような鋭い刃先で小さく切るアシンメトリーエッジを開発。穿刺抵抗を効果的に低減します。

「突き刺す」のではなく「小さく切る」

一般的名称:医薬品・ワクチン注入用針 販売名:ナノパスニードルII 医療機器承認番号:22400BZX00071000

自己注射による皮下投与の需要が高まっています。
テルモの先進技術を貴社のビジネスに活かしてみませんか。
テルモでは、痛みの少ない自己治療を目指しています。

私たちの想い

西川 尚穂

1997年より血糖測定器の開発に携わる。2001年に「ナノパス33」の開発チームに異動し、コンセプト企画から量産開始まで一貫して携わる。それ以来、ナノパスシリーズのさらなる開発を主導。

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